闘う!切迫早産ブログ

2018年4月、第二子妊娠。喜びもつかの間……切迫早産で超長期入院。妊娠糖尿病まで勃発!一筋縄ではいかないマタニティライフ。でも「大丈夫、なんとかなる!」を合言葉に母は頑張るのです☆

23w3d/入院4日目

午前中は、相変わらず内診。
昨日とあまり変わりなく、
「くっ付いたり離れたりって感じですね」
との事。
けど、すぐ離れるという事はつまり根本的にはくっ付いてないそう。
突然ピタッと30mm位になってくれたらいいのになぁ…

今日は殿、久しぶりの幼稚園。
大丈夫かなぁ、遅れずに通園バス乗ったかなぁとか悶々と心配したけど、心配したってしょうがない。
駆けつけられる訳でもない。
13:30頃、旦那のLINEが全然既読にならないから心配になって電話。
寝ちゃっててお迎え忘れたー!とかやったらどうしよう、と。
…結局心配してる。
ちゃんとお迎え行って帰ってきてました。
「幼稚園楽しかった?」と聞くと、
「めっちゃ楽しかったー!」と元気な返事。
昨日会いに来てくれた時はまともに会話してくれんかったのに、今日はいっぱいお話できて嬉しかった!

14:00頃、旦那のご両親が来られる。
何も連絡なかったから、ベッドの上すごい散らかってたし恥ずかしかった…。
宮部みゆきの本を3冊持ってきてくれはった。
旦那も友達も本持ってきてくれてるから、もう、本が溜まる溜まる(笑)
頑張って読まねば。

今日は殿、初めてのお泊まり。私の姉の家へ。
旦那の会社から「落ち着くまでは在宅で仕事していいですよ」とありがたい言葉を頂いてて、ここ数日は家で仕事してたんやけど、明日・明後日はどうしても外せない東京出張の為…。
別れ際は、
「寂しい!初めてのお泊まりやねんで!もう!」
と怒ってたらしいけど、姉の家に着いてからは比較的落ち着いてるみたい。
ただ、22:15現在「まだ寝られないみたい」と姉からLINE。
今日は結構疲れてるとは思うねんけどな。
ごめんね、寂しい想いさせて。
ママが帰ったら、ぎゅーして一緒に寝ようね!

23w2d/入院3日目

案の定、ほとんど眠れずに朝。
寂しさや申し訳なさの気持ち的な部分も勿論あるけど、張りどめの点滴(ウテメリン)が刺さったまんまやから、それも気になって気になって…。

お昼前から先生の内診。
頸管の長さみてもらった時、先生同士2人でゴチョゴチョ話してるから、
「短いですか?」
と聞いたら、
「うーん、いや、長いんです。パッと見30mm以上あるように見える」
と…
えーーー!!!
「8mmだったんですよね?」
と逆に先生から聞かれる(笑)
ただ、ちょっとでもお腹が張ったりすると一瞬で15mmくらいまで短くなるみたいで、まだ安心はできないけど、
とりあえず、入院時よりはかなり良くなってるっぽい。

13:30頃、友達Kが来てくれた!
ドトールのノンカフェインコーヒー持って。
さすが!
もうお茶と牛乳しか飲んでなくて悶々としてたとこでした…
ありがとう!

夕方、旦那、父、殿が到着。
今日の内診の結果が良かったので、
子供との面会OKゾーンまで行って良しとの許可が出て、殿に会いにいく。ただし15分間のみ!
殿はなんとなく照れくさいのか、どう接していいのか分からない様子で落ち着かない。
いっぱい話したかったけど、ずっとふざけててあんまり話せず。
別れ際、
「バイバイするなんてつまんない」
と殿がぐすっときてて、私がもらい泣き…
「救急車に乗せられる時は泣かんかったのに…」
と旦那に言うと、
「あの時は良くわかってなかったんやろ。さっき散々ふざけてたのも、ちゃんとお話したら、話が終わった時点でママとバイバイやって分かってたからやと思う。昨日も寝る時、俺の腕にしがみついて寝てた」
と…。
そうやんな、平気な訳ないよな。
ごめんね、帰ったらいっぱいお話しようね。
殿は泣くのを必死で我慢してたのに、私はもう全然我慢できない。
みんなが帰った後もベッドで1人グスグスしてたら看護師さんに心配されてしまった。
いかんいかん、こんな事では。
まだ先は長いのに。
大丈夫、何とかなる!頑張る!

23w1d/入院2日目

ほとんど眠れないまま朝。

昨夜からつけっぱなしだったお腹のモニターは、
「とくに問題無さそうだから、外しますね。良かった良かった」
と2つとも取ってもらう。

その後、お医者さんのOKも出て遅めの朝ごはん。
長く一人暮らしもしてたのに、1人で食べるご飯がこんなに寂しいと感じたのは何年ぶりやろう。
ご飯そのものは決して不味い訳じゃないのに、美味しいと思えないのは、
「美味しいね」
と言える相手がいないから。
いつも当たり前のように隣にいてくれた旦那や殿に感謝。

各所に連絡を入れる。
コープの個配、予約してた歯医者さん、切迫早産を心配してくれてた友人達、そして殿の幼稚園。
幼稚園は夏休み中やけど、夏休み中唯一の登園日が2日後に迫ってる。
行かせてやれるかなぁ…。

11:00頃、大部屋に移動になる。
4人部屋やけど、それぞれカーテンは閉めたままなので、どんな人がなぜ入院してるのかは分からない。
でも恐らく、私と事情はそんなに変わらないんやろうな。

12:00頃、姉と旦那が病室に来てくれた。
殿は姉の旦那さんと一緒に近くで待ってくれてるらしい。
すぐそこまで来てるのに会えないもどかしさ。
はぁ…。
旦那が、
「ママの所に行ってくる」
と殿に伝えると、
「僕も行きたい」
と少しぐずったみたいやけど、今はまだ会えないと言う事を教えると、
「分かった、じゃあママの事頼んだよ」
と送り出されたそう。
たった3歳で、きっと色々理解しようと頑張って、色々我慢してる。
もう、泣けてきてどうしようもないよ。
ごめんね。

16:00頃、両親が到着。
それからしばらく両親と話してると、カーテンの向こうで、
「あの、すみません」
と男の人の声。
病室間違えたんかなと思いきや、顔を覗かせたのは、今朝“入院になった”と連絡を入れたばかりの友人グループの内の4人!
「今日4人で遊んでて。寄ってみた」
と。
いやー、嬉しかった。こっちは顔も髪の毛もボロボロやけど嬉しかった。
ちょっと元気出た!ありがとう!

そんなこんなで、両親や旦那も帰り、また1人で晩ご飯を食べる。
まだまだ入院2日目。
先は長い。大丈夫、大丈夫!
殿の事を考えると全然ジャージャー泣けるけど、1日1日、ゴールに向かっている。
大丈夫!なんとかなる!

23w0d/救急搬送(入院1日目)

17:00頃から腰痛が出始める。
横になれば大丈夫かなと様子をみるけどよくならず…
19:30頃、晩御飯食べて薬飲んで様子を見てみようと試みるも、お腹の張りまで出てきていよいよ旦那が病院に連絡。
「入院の準備をしてすぐに来て下さい」
と。
旦那と殿と3人で病院へ。病院着が20:51。

たまたま当直だったのが主治医の先生ですごく安心する。
「ずっと気になってたよー、開いてるなよー」
と言いながら内診してもらった所、
「状況はそんなに悪くなってないけど、そろそろ自宅安静は限界やと思う。大学病院に搬送します」
と…。
病院着いて5分で転院が決定。
あぁ、これで殿と会えなくなる。
絶望。
点滴刺されながらも号泣する私に看護師さんが、
「大丈夫!ゴールがあるから!」
と励ましてくれる。
それを聞いてた殿が、そのフレーズを気に入ったらしく、泣いてる私の横で
「ゴールがあるよ~」
とか言ってる。可愛いなぁ、くそぅ。
あれよあれよという間に救急車到着。
殿は自分が救急車に乗れない事がショックやったみたいやけど、
「頑張ってねー!」
と送り出される。

22:00頃、大学病院到着。
内診やエコーなどの検査があって、
胎児の心拍を測るモニターとお腹の張りを測るモニターをお腹にくっ付けたまま就寝する事に。
全然寝付けず、結局朝までで1~2時間眠れたくらい。
殿がいない事が違和感過ぎて。
今まで、一緒に寝てあげてると思ってたけど、一緒に寝てもらってたのは私の方でした。
家族がすぐ近くにおってくれるというのは、ホンマにありがたくて幸せな事なんやなぁ…

それにしても、異変がおきた時に旦那がおってくれて良かった。
殿と2人やったらもっとパニックやったやろうな。
殿を産んだ時、陣痛がきた時も旦那が家に居る時やった。
うちの子はちゃんとタイミングみてて賢い!

22w3d/情報収集

ドキドキの妊婦健診。
結果、子宮頸管長18mm。
また2mm縮んだ…。

先生は、
「とりあえず10mmきってなくて良かった。このまま何とか33週こえてくれたらなぁ」
と。
33週こえると、例え早産だとしてもその後の後遺症の心配がグッと下がるらしい。
33週…長いなぁ、遠いなぁ。

子宮口を縛る手術は本来、12週くらいまでにやってしまうのがベストだそう。
まだまだ赤ちゃんが小さい内に縛ってしまって、それ以上赤ちゃんがおりてこないようにする。
私の場合、妊娠初期の頃は切迫早産の兆候が無かったもんだから既に22週。
リスクが大きいから、先生は明らかに手術は回避したいっぽい。

ネットで子宮口を縛った人の情報とか探してみるけど、
「縛って良かった!手術の後は普通に生活して正産期で出産しました」
という人もいるし、
「縛ったけど結局早産で産まれてきてしまった」
という人もいるし、何が正解か分からない。
勿論、最終的には私と家族と先生で決める訳だけど……。

気持ちも浮き沈み激しくてイヤになる。
「大丈夫!絶対に無事に産んでみせる!」
と思える瞬間と、
「元気に産まれてきてくれるんかな。今日にも産気づいたらどうしよう」
とくよくよする瞬間が交互に襲ってくる。
メンタル弱いなぁ。
こういうのも絶対胎教に良くないよね。

赤ちゃん、ガッチリしがみついててーーー!

21w3d/状態悪化

1週間ぶりの妊婦健診。

結果……子宮頸管長20mm。

1週間で2mmも短くなってた。

安静にしてたのになんで……。

殿は幼稚園夏休みやのに、どこにも遊びに連れてってやれなくて申し訳ないなと思いながらも、

「赤ちゃんがお腹の中でしんどそうなんやって。だからゆっくり過ごさないとダメなんやって」

と説明して、我慢させて家で安静にしてるのに。

 

先生からは、

「このまま悪くなると、子宮口を縛る手術をするのも手ですが、当然リスクもあります。手術の影響でお腹が張ってきたりして、そのままお産が進んでしまうという可能性もゼロではありません。もしくは、大きな病院に転院して絶対安静の状態で過ごすか。ただ、そうなると上のお子さんとは会えなくなると思っておいて下さい」

との説明を受けた。

大きな病院は、子供からの風邪等の感染予防の為、面会できないという規則があるらしい。

いやいやいや……殿と会えなくなるなんて考えられません!

それならば、リスクを承知で子宮口を縛る手術を受けるべきか?

この手術なら、数日の入院で済むみたい。


とりあえず、筋肉をやわらげる注射と飲み薬(リトドリン)を出されたから、これで様子見。


なんとか長くなってくれ、子宮頸管長ーーー!

20w2d/切迫早産の宣告

「子宮頸管がかなり短く、切迫早産の疑いがあります。このまま進行すれば入院になるか、子宮口を縛る手術をしないといけないかもしれません。安静に過ごして下さい」

 

え、え、え?

切迫早産?子宮口を縛る?

安静にっていつまで?

まだ20週で、折返し地点やのに……残り20週間、ずっと安静?

ムリムリムリ!

殿(我が家の長男のあだ名、当時3歳)の幼稚園も夏休みでずっと家におるのに。

てゆーか、痛みとかお腹の張りとか、何にも自覚症状ないのに。

 

一番最初に切迫早産という言葉を先生から聞いたのは、20w2d。

まだ頭のどこかで、

「まぁでも大丈夫やんね?次の健診できっと“大丈夫そうですね”って言ってもらえるよね?」

と思っていました。

この時の子宮頸管長、22mm。